こんにちは。
訪問看護ステーションGifuToSmileの小嶋です。岐阜市で介護保険や医療保険の訪問看護をしたり、保険外で自費でのリハビリを行っています。
先日に日本在宅医療連合学会 東海支部会 第2回 地方学術集会に参加しました。
シティータワー診療所の島﨑 亮司先生が大会長を務められた、とても素晴らしい学術集会でした。
在宅においてはチーム連携というものが、とても重要となります。
病院では院内に多職種がいますが、在宅医療においては必要な職種が揃わない、または介入できない環境も多くあります。
それは、在宅医療においては様々な多職種が今までの固定観念を超えた関わり方をしていくことが求められているとも言えます。
同じ事柄や現象が目の前に発生したとした場合、職種や医療職の方個人の経験や知識、価値観の違いなどのによりスムーズなコミュニケーションや方向性の統一性が阻害されてしまうことがあります。また、利用者様との関わる時間や内容、環境により連携が難しい場合もあります。
これらの問題をどのように解決していくのか。その一つは相互理解を深めることが重要だと感じます。
私は学術集会のテーマのひとつでもある「顔の見える関係性」はそれを意味していると解釈しています。多職種がまず相互理解を深めるために研修会を共有し、それぞれの職種が持つ専門性や役割を理解しあうことで、円滑な協力関係を構築することができます。
当社でも、今期「関係性の強化」をテーマにしています。私たちの一人の能力は限られています。世界に名を残している多くの偉人たちも一人ではなく周りの力があったからこそ、その才能を発揮できたのです。
岐阜市という地域において、在宅医療に関わる方たちが関係性を強めていくことで、岐阜市の在宅医療の質を高め、利用者様やご家族が在宅で安心して療養できる環境をご提供できるのだと思います。
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