こんにちは。岐阜市で訪問看護ステーションを行っている訪問看護ステーションGifuToSmile(ギフトスマイル)です。
今日は訪問看護の日常で感じた、心温まる出来事をお話ししたいと思います。
先日病院から退院されたAさんのご自宅を訪問しました。Aさんは強い腰痛と筋力低下ががあり、日常生活に介助が必要な方です。
私たちが初めて訪問した時、Aさんは「右のお尻と脚が痛くて動けないし、体が思うように動かない」と肩を落としておられましたが、少しでも自分の脚で歩きたいという希望をお持ちでした。
訪問看護と併用してリハビリも実施し痛みの緩和と少しずつ体を動かすリハビリを行いました。初めは痛みが強く起き上がることもできませんでしたが、「昨日より痛みも少ない。脚に力が入るようになってきた!」という小さな成功体験を一緒に喜びながら、リハビリを続けていきました。看護の面でも、体調の変化をしっかり観察し、医師やケアマネジャーと連携しながらAさんに最適なケアを考えていきました。
そして、Aさんとご家族が「今日は一人で起き上がって、すっと立てたんです!」と笑顔で報告してくださいました。
その瞬間、思わず私たちも「すごいですね!」と拍手してしまいました。とても喜ばれる姿に、私たちも胸が熱くなりました。
リハビリは介入直後に良くなる点もありませんが、Aさんのように日々一歩ずつ前進し、日常生活を取り戻す姿を見るたびに、この仕事のやりがいを感じます。そして、利用者の方々やご家族からの「ありがとう」の言葉は、訪問看護に携わる私たちにとって何よりの励みです。
これからもAさんのように、一人でも多くの方が「できること」を増やし、笑顔のある日常を取り戻せるよう、全力でサポートしていきたいと思います。
どんな小さなことでも、まずはご相談ください。私たちはいつでも皆さんをサポートする準備を整えています。
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